2009年07月12日

すもも

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猫お客様にすももを戴きました。
ご実家の庭先から捥いで来て下さったとのことです。
最近の子供達は家の周りに植えられている果樹など見向きもしないそうです。
私が子供の頃にはとても大切なおやつでした。
この、すももを始めグミやゆすらうめ、ザクロ、なつめ、それに桑の実などいずれも身近にある大切な食べ物でした。
今では殆んどみかけることも口に入れることも無くなったそんな食べ物のことをお客様に頂いたこのすももが思い起こさせてくれました。
流通の発達で手軽に物が得られるようになった現在、私達は何か大きな忘れ物をしているのではないかと、ふとそんなことを考えました。
子供の頃に口にした食べ物には、単に食べ物というだけでなく、生き生きした自然のエネルギーが含まれていたような気がします。
木に登ったり、陽射しを浴びたり食べるという行為だけでなく、それに付随した様々なもの、空の明るさ空気の美味しさ、そして思い出、それらを合わせもっていたような気がします。
食べ物は食欲を満たすということだけでなく、もっと深く人に関わっているのではないか?
そんな関わりが少なくなったことが、現代人の心の不安に繋がっているのではないか?
今日頂いたすももが私に問いかけているような気がします。


    野すももの木で熟したる甘さかな
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2009年07月07日

こうのとり

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猫写真家の友人が素晴しい作品を持ってきて下さいました。
私の所属している写真塾が、先生のご病気のためお休みで、お店に飾る写真がなく、友人の作品をお借りしています。
お店の大切なお客様でもある友人がこのところしばらくお見えにならないと気になっていました。
友人といっても私の人生の師であり、母と同年代です。
体調でも崩されているのかと心配していました。
ところが、何とこの一ヶ月一日も欠かさずこうのとりの追っかけをしておられたとのことです。
巣塔で生まれた3羽のヒナが巣立つまで連日、現地に通われたそうです。
この炎天下に年齢をものともされないタフさに脱帽です。
自然と対話しながら時を過ごす素晴らしさを今日も語られていましたが、そのお話の中に胸を打たれることがありました。
連日の撮影で、こうのとりの優しさに驚いたと申されます。
巣塔に生まれたのは3羽ですが、その内の1羽の成長が遅く、巣立ちの日も他の2羽よりずっと後日だったそうです。
その間、先に巣立ちした2羽も巣から離れようとせず、巣塔の周りで待ち続け最後のヒナが飛べるようになった日に揃って巣を後にしたということです。
そして、今は近くの水田で父母の2羽と巣立ちした3羽が付かず離れずエサを探しているそうです。
親子関係、家族関係が希薄になっている人間社会が恥ずかしくなるような情景だと申されます。
そのお話をお聞きしながら胸が痛くなるような思いがしました。
どうして、こんな世の中になってしまったのでしょう?
今夜もテレビでで大阪のパチンコ店放火犯のニュースが報道されています。失恋



    絆もち巣立ちてゆくやこうのとり
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2009年06月29日

旱梅雨

   ひでりつゆ1.JPG   ひでりつゆ2.JPG

猫このところ多忙で、ブログの投稿もままなりませんでした。
一昨日、六月の葵句会を無事終えほっとしています。
葵句会の会員さんが三十名の大所帯になり、また日高の句会もお世話することになったため、下準備に時間がかかりますが一生懸命頑張ろうと思います。
今年は旱梅雨で連日30度を越える猛暑が続いていましたが、今日やっと待ち望んでいた雨が降り出しました。
梅雨入り宣言をしてから、まだ二度目の雨です。
連日乾燥注意報が出され、カラカラに乾いた大地にまたたく間に雨が沁み込んでゆきます。
人間だけでなく動物も草木もほっとしています。
近年、旱梅雨の年が多くなったような気がします。
昨日のテレビ番組で温暖化について異説を唱える学者の方がおられました。
色々な説があると思いますが、但馬しか知らない私にはやはり、生活実感として温暖化が進んでいるような気がします。
但馬の住人にとって特に心配なのは雪の但馬と言われていた当地に殆んど雪が降らなくなったことです。
積雪の恩恵で夏の水不足とは無縁だった但馬には灌漑設備がありません。
水不足に対する知恵を持たない住人はなすすべを知りません。
自然と共存してきたものほど、僅かな変動によって大きな影響をうけます。
自然の恵みで生かされている動植物たちはなおさらです。
都心の住人である政治家の施策や専門家の学説は地方の生活実感とはかけ離れているような気がします。
何はともあれ、今日のこの恵みの雨を天に感謝したいと思います。


    プランタに草の根硬し旱梅雨
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2009年06月13日

俳句教室ひだか

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猫今日は日高公民館(俳句教室ひだか)に講師として出席しました。
長年、この地域の指導をされていた先生がご高齢のため引退され、その後任として私が講師を務めさせて頂くことになりました。
平成の市町村合併で現在は同じ行政区になりましたが、私の住む豊岡とは別の地域であり、句会員さんも全く知らない方達ばかりです。
正直なところ、後任となることが決まってから今日まで、とても不安で緊張しました。
葵句会は自分で立ち上げた会であり、会員さんの顔ぶれもそれなりの人脈で集まられた方ばかりです。
気心が分っていて、自然体で接することができます。
ところが今度は右も左も分らないところに一人だけ入ってゆくような感じです。
それに会員さん達はベテランの先生に長年ご指導を受けられた方ばかりです。
未熟な若輩者の自分にそんな大役が務まるかどうかとても不安でした。
けれども、元々、何事も余り気にしない性格なので、チャレンジ精神でその大役をお引き受けし今日を迎えました。
広い会場に14名の方が出席されていましたが皆さんとても良い方ばかりでした。
私より年配の方が殆んどですが若輩者の私の話を熱心に聞いてくださり、スムースに句会を進めることができました。
「次回からの句会が楽しみだ」と仰って頂いた方もありました。
新参者を快く受け入れて下さった皆さんの暖かいお心遣いを本当に嬉しく思います。
そのご好意に報いるためにも誠心誠意、一生懸命努めたいと思っています。


   新しき会の句友や梅雨晴れ間
posted by あいちゃん at 16:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月07日

野外散策

   やがいさんさく1.JPG   やがいさんさく2.JPG

猫昨日今日と連続で野外での散策を主体とした行事がありました。
昨日はふるさとづくり大学の現地学習「生野銀山を歩く」というもので、生野銀山の坑道の内外を二時間かけて歩きました。
生野銀山は坑道の全長350km、採掘される鉱石の種類は70種に及ぶことなどを観光ガイドさんに説明していただきました。
観光坑道には実物大の人形で手彫りをしていた時代の作業の工程が再現されており、暗い坑道の中に流された血と汗のにおいが伝わってくるようでした。
坑道を出た時の若葉風の爽やかさに、いっそうその思いを濃くしました。
また、今日は但馬史研究会の探訪会で京都に行き、黄桜酒造の酒蔵、二条城、それに裏千家表千家のある茶道の道を散策しました。
店の中ばかりの生活で外に出つけていない私には大変な強行スケジュールでしたが、幸い心配していた日射病にもならず、先程無事に帰宅しました。
昨日今日と余りにも一度に色々なものを見たので、疲れて頭の中が整理できません。
今晩はゆっくり休んで、明日から心に残った映像を句にしてみようと思っています。るんるん


    暮れ遅し車中に閉じる句作メモ
posted by あいちゃん at 22:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月31日

吟行

   ぎんこう1.JPG   ぎんこう3.JPG  

猫今日は葵句会の吟行でした。
担当役員さんのお世話で竹田寺町通りの散策と天空の城といわれる竹田城址の探訪をしました。
夜来の雨も上がり絶好の日和に恵まれ充実した一日でした。
参加者は16名でしたが、皆さんに喜んで頂けた吟行だったと思います。
寺町通り散策では出会いもありました。
古城山のふもとに4力寺といわれる寺院が並び寺の塀に沿う清流に3千株の花菖蒲が植えられています。
花の満開にはもう少しですが流れには沢山の鯉が泳ぎ清々しい散策道です。
その寺町通りに月星山法樹寺という寺院がありました。
会員さんの一人がその寺院の中に芭蕉にゆかりの碑を見つけられ、皆で見せて頂きました。
非礼にも寺院にお断りもせずに境内に入らせて頂き申し訳なく思っています。
拝見させて頂いた句碑は俳句をたしなまれた当山13世ご住職が芭蕉の100回忌に建てられた花塚と月塚というものでした。
花塚の句碑には芭蕉の句<世にさかる花にも念佛申しけり>の句、月塚には俳名魚潜と称された当山の佛舟大和尚の<月に動き月に静まる心かな>の句が刻まれています。
何の予備知識も持たぬまま訪れた吟行先でこのような句碑を見せて頂き、また偶然にも寺院からお出かけになられるご住職にお目にかかることも出来ました。
当代のご住職は前朝来教育長さんでした。
豊岡にも度々お見えになり、現在も教育者としてご活躍されています。
句碑との出会い、ご住職の平岡先生との出会い、今日の吟行では本当に素晴しい出会いをさせて頂きました。
散策の後、標高354メートル虎臥城址でお弁当をひろげ遠足気分を満喫しました。
ご高齢の会員さんもおられましたが無事に吟行を終えることができ心からほっとしています。るんるん



    境内に大なる句碑や若葉光
posted by あいちゃん at 22:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月24日

山蕗

   やまぶき1.JPG   やまぶき3.JPG

猫古くからのお店のお客様で山村にお住まいの方がおられます。
今日はその方の畑で山蕗を採らせて頂きました。
主人はこれまでに何度か行かせて頂いているのですが、私は今回が初めてでした。
国道から少し入った谷間の村には懐かしい里山の風景が広がっていました。
かって但馬のどこにでもあった故里の風景です。
家の周りの田んぼには早苗が揺れ野道にはクローバーやぎしぎしが咲いています。
谷川が流れどこかで鶯の鳴き声もします。
山裾の畑の蕗を採らせて頂いたのですが、座り込んで摘める程たくさん山蕗が自生しています。
私が生まれた村には山蕗が少なく限られた場所にしか生育せず貴重品でした。
こんなに群生している山蕗を見るのは生まれて初めてです。
仕事上屋内ばかりの生活で、紫外線に弱くなってしまい、戸外に出ることを避けているのですが、どうしても山蕗の葉が頂きたくてここに来ました。
山蕗の茎の部分は朝市などで市販されていますが葉は手に入りません。
先日少しだけ頂いた葉を炊き風味豊かな味に仕上がりました。
もう一度その味に挑戦したいと思い葉をつけたまま摘みました。
30分位で袋が一杯になったので帰路につきました。
いつまでも目に留めておきたい里山の風景もデジカメに納めました。
野を渡る風と新緑に包まれた心洗われるようなひと時でした。
里山には人の心を浄化してくれる全てのものが揃っているような気がします。
そんな里山が急速な勢いで次々に消えてゆこうとしています。
日本人が日本人としての心を保つためにも政策による手だてが必要だと考えます。

山蕗の葉も茎もとても美味しく炊き上がりました。
お店のお客様たちにおすそ分けしようと思っています。


   山蕗の葉を煮て愛ずる苦さかな
posted by あいちゃん at 22:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月17日

開講式

   ふるさとだいがく1.JPG   ふるさとだいがく2.JPG

猫昨日はふるさとづくり大学の開講式でした。
今回で4年目の受講になりますが、実のところ今年は休講しようと思っていました。
句会をはじめその他、予定が混んでおり、受講日に出席できないことが多いからです。
昨年も受講日数が足りず終了証書を頂けませんでした。
それなのに又、参加することにしたのはどうしても疎遠になりたくない方達がいらっしゃるからです。
初めてこの大学を受講した年にITゼミで大きな出会いをしました。
人は出会いを横糸にして人生を紡いでいくのだと思います。
私にとってこの時の出会いは人生の後半生の図柄を決めるようなものでした。
俳句の原稿を打ち込むくらいしか出来なかったパソコン操作を、それこそ何時間も付きっ切りで指導して下さったりーダーのせきやんさんはじめ、足手まといの私を仲間に加えてくださったグループのメンバーがこの大学の受講生です。
ここに参加すればその方達と親しくお話をすることができます。
少しでもその機会を持つために、今年も受講することに決めました。
人生を紡いでくれる出会いの糸を切ることの無いようにこれからも大切にしてゆきたいと思っています。るんるん



       学びつつ紡ぎゆく日々新樹光
posted by あいちゃん at 23:16| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月10日

三人展

さんにんてん1.JPGさんにんてん2.JPGさんにんてん3.JPG


猫高校同期生(17期)による三人展が昨日(9日)今日(10日)と市内元町の光行寺で開催されています。
西村鶏州さん(書)石田悦子さん(陶芸)富山典子さん(染色)の三人展でそれぞれの持ち味を生かした素晴らしい展示会です。
会場の光行寺の若宮正仁住職もまた同じ同期生です。
折りしも、若葉の季節、木々に囲まれた寺院での展示は三氏の作品をいっそう引き立たせています。
そんな若葉と作品を見ながらこんなふうに思いました。
山の木々は芽吹きの時と紅葉の時、その特徴が最も顕著です。
萌えたばかりの芽はその木の個性そのものです。
ところが若葉になり、やがて青葉になると殆んど緑一色になり見分けがつかなくなります。
萌えたばかりの木々の芽は人でいえば幼年時代、そして生命力に満ち溢れる若葉、青葉の頃が青春時代であり壮年時代のような気がします。
やがてその時代を過ぎ現役世代を離れる頃が紅葉の時期だと思います。
紅葉には又それぞれの木々の個性がいっそうはっきり現われます。
萌え出たばかりの時期の個性に加えて経た過程が木々を色どり染め上げます。
自分が生きてきた人生はどんな色に染まるのだろう?
各々の個性で人生を染め上げられた三人展の三氏の見事な作品を見せて頂きながらそんな感慨を抱きました。るんるん


     調ふる三人展や若葉風
posted by あいちゃん at 09:40| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月09日

達徳会会長就任祝賀会

しゅくがかい1.JPGしゅくがかい2.JPGしゅくがかい3.JPG

猫この度、100年以上の伝統と3万7千人の同窓生を有する達徳会の会長に高校同期の若宮正仁氏が就任されました。
前任の植木会長から実に15年近い若返り人事です。
その就任祝賀会が昨日、日高のホテルKOSHOで開催されました。
但馬在住の同期生65名が同窓会も兼ねて一堂に会し、とても楽しいひと時でした。
開会セレモニーでプレゼンテーターとして花束を渡す時ふと、氏の高校入学当時の面影が脳裏をよぎりました。
小柄で色白だった少年がこうして大任を受けられるまでの歳月。
同期生全員の上を過ぎ去っていった長い歳月。
同期生の越し方を思い残された歳月を思いました。
何もかも輝いていた高校時代はすでに遠い昔になってしまいました。
けれども、同期生は幾つになっても青春時代にタイムスリップすることができます。
この度の若宮正仁氏の達徳会会長就任を機に人生のラストスパートにかかりたいと思います。グッド(上向き矢印)


    大任に就きたる友や松の芯
  
posted by あいちゃん at 21:40| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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